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神仏根本道場  宗教法人 慈光院

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2020年4月13日の文章
5月8日は馬頭観音様の年祭です。

馬頭観音様は観世音菩薩様の変化された菩薩様で三面の激しいお顔と火焔を背に動物たちを慈悲の心で守っておられる仏様です。現在、ペットブームで犬、猫をはじめいろんな動物を家族のように大切に愛情を注ぎながら暮らしている方も多く、葬式や供養などされています。その一方で、人間の好みの肉として生まれさせられ小さな囲いで、短い命を切られていく動物達もいます。どちらも同じ動物であり、私たちも動物の一員であることは確かです。
「弱肉強食」の娑婆世界ではありますが、今のこの世のあり方は昔からすると動物達にとっては、まさに地獄そのものだと感じたことはありませんか。

戦後の子沢山の頃に生まれた私の仕事は朝夕のニワトリの餌やりでした。春になれば土手のレンゲ草などを細かく切り米ぬかと水でまぜて食べさせていました。正月やお祝事で年に何回かニワトリが犠牲になるのですが、朝夕に世話している私にとってはとても悲しい事だったのです。
「かわいそう」と言う私に「野菜と思いなさい」と言った叔母。
餌を食べているニワトリに「今度、生まれてくる時は人間に生まれておいで」とブツブツと言い聞かせていた頃を思い出します。
二十歳を過ぎる頃まで、鶏肉を口にすることができませんでした。

「輪廻転生」、私たち魂は、魚、鳥、あらゆる動物を経て高等動物の人間までたどりついてきたのですが、この娑婆世界に生まれ出る時、白紙のような状態で生まれてきますので、過去世、前世の事を一切覚えていません。その分からない状態の中から、まわりを見、聞きしながら真実を感じ取って前に進んでいって欲しいという、仏の慈悲の心なのです。
せっかく、人間に生まれたとしても「業」により、また畜生界へと後戻りする魂も数多いのです。
養っている人も、食している私たちも同じですから、馬頭観音様のお祭りの日に先祖代々からのペットの霊や家畜霊、また私たちの血肉となって身をささげてくれている動物霊に対して供養も重ねて修法しています。
養っている人は月々の供養は必要な事と思い、そうしてあげてほしいです。
浮遊霊となってさまよっていることを知ってほしいです。
現在、世界はコロナウイルスで大変な状態を招いていることの真の原因はどこにあるのかも、自然を壊してしまったこと、私たち人間はいま一度考えてみる必要があると・・・おもいませんか?

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